秀吉役の池松壮亮 仲野太賀の大河主演報道を「親戚のように喜んでいた」 兄弟役への意気込みを熱弁

 笑顔で肩を組む秀吉役の池松壮亮(左)と仲野太賀(撮影・持木克友)
 (前列左から)豊臣秀吉役の池松壮亮、秀長役の仲野太賀、(後列左から)寧々役の浜辺美波、慶役の吉岡里帆、直役の永野芽郁(撮影・持木克友)
 豊臣秀吉役の池松壮亮(撮影・持木克友)
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 俳優の池松壮亮(34)が2日、東京・渋谷のNHK放送センターで、仲野太賀(31)主演の2026年同局大河ドラマ「豊臣兄弟!」出演者発表会見に出席した。池松は、主人公・豊臣秀長(仲野)の兄で、後に天下人となる兄の秀吉役を務めることが発表された。10代の頃から親交が深い仲野とのタッグが大舞台で実現し「(仲野を)支えて盛り上げていきたい」と気合十分。仲野も「池松さんを心の兄だと思っています。一緒にやれることはこれ以上ない幸せ」と喜びを爆発させた。

 同作は、強い絆で天下統一を成し遂げた豊臣兄弟の軌跡を描く。池松は、仲野について「10代の頃から、俳優業や物作りのことでたくさん対話を繰り返してきました。周りからも兄弟、ブラザーズと言われていて。でも、まさかこうして大河で兄弟役を演じるとは思ってもいませんでした」と心境を明かした。

 3月に仲野の同ドラマ主演が発表されたことを「ニュースで知りました。本当にうれしくて、親戚のような気分で喜んでいたんですが」と回想。切磋琢磨(せっさたくま)してきた盟友の吉報に大喜びしていたが、翌日に自身が秀吉役の大役に指名されたことを知らされた。「まさか、自分が秀吉を演じるとは全く想像していなかったので。あまりにも驚いて。しばらく固まっていました」と振り返った。今作への意気込みはすさまじく「仲野太賀という人間を、役者としても人としても尊敬しています。支えて盛り上げていきたい。どういうバディーになるかは分かりませんが、何百年も語り継がれてきた豊臣家、この国が誇る歴史を日本中に届けたい」と熱弁した。

 仲野は「池松さんには普段から仲良くしていただいてるので親近感しかないんですが。ともにサル顔といいますか…」と笑顔。「サル」と呼ばれていた史実が残る秀吉に掛けて笑わせた。池松とともに戦国時代を駆け抜けていく意気込みについては「池松さんには本当に尊敬の念がありまして。心の兄だと思っているような方です。大河ドラマで一緒にやれることがこれ以上ない幸せ。ものすごく気合が入っています」と気迫をみなぎらせていた。

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