マイナカードの呪い?人気急落の河野太郎氏の後任デジタル相→初日文春砲でSNS荒れ、就任会見はマイナ保険証の石破発言を釈明させられる
石破茂内閣で新デジタル相に就任した平将明氏が2日に就任会見を行った。
先立って、健康保険証を12月に廃止し、マイナンバーカードに原則一本化する従来方針を「堅持する」と表明していたが、会見では石破首相が「納得しない人がいっぱいいれば、併用も選択肢として当然だ」と述べているとの指摘が入った。
平氏は、石破氏のリップサービスだったのかとの質問を受け、「総裁選でのご発言だと思います、石破さんも林さんも。全部デジタルにもっていかれたら困るよねという趣旨だと私は理解しています」とした。
マイナ保険証を所有していない人には資格確認書が交付される予定であることを挙げ「アナログオプションもある。大きく齟齬はないと思っています」と主張した。
平氏を巡っては、就任した1日に週刊文春オンラインが、献金に関する記事を掲出し、SNSが荒れる事態に。就任会見で質問され、「私を支援していただいてる会社から寄付をいただいておりました。そのあとに破綻、粉飾決算というニュース」があったと説明。弁護士に相談したが「制約があり簡単に寄付(返金)できない、法的に」と説明し、返金方法を考えている旨を説明した。
前任の河野太郎氏は、2021年の総裁選では断トツ1位の党員票169票を集めて、岸田文雄氏と争ったが、今回総裁選では人気が急落し「議員票22・党員票8=計30票」で9人中8位に。ネットでは「マイナカードゴリ押し」と要因に挙げる声が多く投稿されている。