次の総理を狙って動いた意外人物の名前 田崎史郎氏が指摘→現在党外、総裁選出られずも 衆院選にまさか選挙区から「世論調査を駆使する人」 ひるおび

 3日のTBS「ひるおび」では、自民党の裏金事件の責任を問われて離党した世耕弘成前参院幹事長(61、和歌山選挙区)が、10月27日実施見込みの次期衆院選に、和歌山2区から無所属でくら替え出馬すると目されていることを取り上げた。

 和歌山2区は、二階俊博自民元幹事長の三男伸康氏も立候補を予定している。

 番組で、政治評論家の田崎史郎氏は、世耕氏が「総理を狙っているのでは」と分析。世襲や裏金問題で注目選挙区になりそうだが、田崎氏は「世耕さんは参議院選に出ればたぶん当選できるであろうはずなのに、あえて衆議院に挑戦してるわけですよね。これは世耕さんの中で総理大臣になりたい希望があるんだろうと思う」と述べた。

 「世耕さんは世論調査を駆使した選挙戦をやられる方なので、十分、世論調査をやったうえで決断されたと思う。勝てる見込みがあるということです」と指摘した。

 一方で「自民党を離党した人が、公認候補に戦いを挑むことになりますから、ある意味、反党行為になるわけです」と説明。「当選しても、なかなか自民党に戻って来られないだろうというのが多くの見方」としたうえで、「微妙なのは、例えば、衆院選で自公が(半数に届かない)232しか獲れませんでした、あと1、というときに『世耕さん、どうぞ』と言いかねない政党だから」と例示。選挙後は何が起こるか分からない情勢を説明し、恵俊彰が「うわぁ~」と声を上げた。

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