歌手・森高千里（５５）が２、３日の両日、横浜市内でコンサートを行い、全国ツアーをスタートさせた。

　年齢と語呂を合わせて「レッツ・ゴォーゴォー！ツアー」と名付け、１曲目は８７年のセカンドシングル「オーバーヒート・ナイト」を熱唱。意外な曲の幕開けに会場のファン１２００人がいきなり総立ちとなった。

　ツアー開幕ならではのハプニングも。左手小指を負傷したためヒット曲「渡良瀬橋」の間奏で、リコーダー演奏を回避。バンドメンバーが代理でピアニカを吹いた。会場の温かい拍手に森高は「私が吹いた時はこんなに拍手してくれたっけ？」と冗談交じりに訴え「今度、私もピアニカでやってみようかな～」と笑った。全国ツアーは１２月１９日の大阪まで６都市計１２公演を予定している。