呂布カルマ「つくづくセンスねえな」 恋山形駅に県知事「まんまと引っかかった」発言で
ラッパーの呂布カルマが4日、フジテレビ系「めざまし8」で、鳥取県の智頭急行・恋山形駅の駅舎について「気持ちわりぃ…」とつぶやいたことで、鳥取県知事が「まんまと引っかかったな」などと県議会で話したことに言及した。
この日は呂布が9月22日にXで「気持ちわりぃ…」とつぶやき、一気に注目を集めた恋山形駅について特集。恋山形駅はすべてピンクに塗られており、呂布は前日に鳥取で行われたフェスの帰りに偶然、恋山形駅を見かけたという。
番組では呂布にリモートインタビュー。「信号待ちかなんかでいったんそこで停車して、ふと外を見たらああいう光景だったので。目にうるさいピンクとハートと二次元美少女キャラみたいな組み合わせですね。視覚的に気持ち悪いなと思った」と駅舎を見た状況と感想を述べた。
呂布の「気持ちわりぃ」について、鳥取県の平井伸治知事は県議会で「叩くよりたたえよう」「鳥取県は基本、炎上商法でやってますので、そういう意味では、まんまと引っかかったなというところがあった」と余裕の発言をしていたが、これに呂布は「つくづくセンスねえなって感じですね」と苦笑。
「(平井知事が)皮肉として言ってるんだったら全然分かるんですけど、鳥取全体が炎上商法でやっているっていうのは絶対そんなことないと思うし」と言い「ちゃんと勝負している人はいっぱいいると思う。鳥取はいっぱいある。(名探偵)コナンとか、水木しげるとか。たくさんいろいろあるんです」と他の魅力を別の方法でPRすべきと訴えた。
また、鳥取県は今回の呂布の発言をきっかけに急遽、SNSキャンペーン実施を決定。これに呂布は「それ自体はポジティブな動きだと思うので、いいことだと思う。それであそこが賑わうなら誰も損しないので、それはいいことだと思う」と話していた。