元モーニング娘。の保田圭が４日放送のＴＢＳ「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」に出演。グループ加入すぐに、先輩メンバーと大げんかしたことを明かした。

　この日は「各世代アイドル大集結ＳＰ」として、おニャン子クラブやモー娘。、ＡＫＢ４８のＯＧが当時の思い出話をした。

　モー娘。は、１９９７年の結成時は、中澤裕子、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、福田明日香の５人組。手売りで５万枚のＣＤを売るなどの課題をクリアし、メジャーデビューにこぎつけた。しかし、プロデューサーつんく♂の発案で、新メンバーのオーディションが開催され、メンバーが増員されることに１９９８年５月に保田と矢口真里、市井紗耶香が２期生として加わった。

　番組に出演した矢口と保田は、「先輩が怖かった」と証言。矢口は「５万枚を手売りしてメジャーデビューした３カ月後に私達が入った。向こうもすごく嫌だったと思う。土台できて、売れるところに入って来たじゃんっていう」と１期と２期に深い溝があったことを振り返った。

　加入して２カ月後に、事件は起きた。地方でのコンサートのあと、ホテルの保田の部屋を１期生の飯田が訪ねたという。

　ギスギスした先輩後輩関係を何とかしようと思った飯田は、保田に「緊張するかもしれないけど、もっと１期の人たちに自分たちから溶け込むようにしなきゃダメだよ。話しかけるとか、ご飯に誘うとか」と指南したという。

　しかし保田は「圭織さんにはどうせ私達の気持ちは分かんないですよ」と返答。飯田は「んだとてめえ！ぐちぐち言ってるからダメなんだろうがよ！」とブチ切れ、大げんかに発展したという。

　保田は「そんなこと言っても、あっちが壁つくってんじゃんかよ」と応戦。飯田は「だったらその壁壊す努力しろっつってんだよ」と返すと、「なんだよ！こっちが悪いっつーのかよ」「ああん？」とにらみ合い、大声でののしり合った。

　ＶＴＲ出演した飯田は「ホテルで大げんかした。忘れもしない、広島」と忘れられない記憶を回顧。スタジオで再現ＶＴＲを見た藤本美貴は「言ったんですか？」と保田に聞いて、「えーっ！」とビックリしていた。

　保田は「しゃべりかけることもできなかった？」と聞かれ「人によりましたかね」と答えると、藤本は「あははは」と誰かが分かったかのように爆笑した。