服部幸應氏が急死 78歳 服部栄養専門学校校長「料理の鉄人」などに出演 学校で倒れ搬送も
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服部栄養専門学校校長で料理番組など、テレビにも多数出演した服部幸應氏が、死去したことが5日、分かった。78歳。東京都出身。自身が校長を務める都内の専門学校で倒れ、搬送されたという。
料理学校「服部学園」の創立者を父に持ち、1970年に立教大卒業。1977年には服部栄養専門学校の校長、および、服部学園の理事長に就任した。
フジテレビ「料理の鉄人」、テレビ朝日「愛のエプロン」を始め、多くの料理番組に出演し、温かみのある料理の解説などで親しまれた。40年以上にわたり、日本の料理文化の普及、醸成に貢献したことが評され、2015年にはフランス政府からレジオン・ドヌール勲章シュバリエを叙勲された。
また、ベストドレッサー賞(1995年)、メガネ・ベスト・ドレッサー賞(1996年)など、オシャレな出で立ちでもお茶の間の人気が高かった。