吉川晃司59歳 驚がくのシンバルキック3度 驚異の肉体美も「マッチョに興味ない」2時間30分超のライブを堂々完走
歌手・吉川晃司(59)が5日、相模女子大学グリーンホールで、デビュー40周年を記念した全国ツアー「KIKKAWA KOJI 40th ANNIVERSARY」の初日公演を開催した。
吉川はホールを埋め尽くしたファンに向かって「この会場は21年ぶりだそうで。40周年の初日です!めでたいです!」と笑顔を見せた。雨中での公演となったが「天気が悪いときに集まってくれて、ありがとう!」と感謝の思いを伝えると、満員の会場が大歓声で応えた。
開演早々にライブ名物のシンバルキックを披露。182センチと長身の自身より頭上にあるシンバルを蹴り上げてステージの熱気を一気に引き上げた。外傷性白内障の治療で、1月に両目に人工の水晶体の移植手術を受けたが、変わらぬ驚異の身体能力を見せつけて健在ぶりをアピールした。
ライブでは代表曲「LA VIE EN ROSE」「アクセル」「ソウル・ブレイド」、COMPLEX時代の名曲「恋をとめないで」など、全22曲を熱唱。
終盤にはタンクトップ姿になって、来年に還暦を迎えるとは思えぬ筋骨隆々の肉体美で会場を沸かせた。吉川は「マッチョになんか興味ないんだからね」と苦笑い。現役のボクサーや格闘家とヒートトレーニングを積んでいると明かし「きょうも全く息が上がっていない」と誇らしげに胸を張った。
ライブの最後は三度目のシンバルキックを鮮やかに決めて、約2時間30分を超える熱狂のステージを締めくくった。
同ツアーは、24カ所26公演を巡り、来年2月に日本武道館でファイナルを迎える。