ＥＢｉＤＡＮの６人組グループ・Ｌｉｅｎｅｌが６日、大阪市内で東阪ツアーの最終公演を行った。デイリースポーツとコラボしたＬｉｅｎｅｌカレーをステージ上で食べるなど、新機軸の演出を取り入れ、ツアータイトル「Ａｄｖｅｎｔｕｒｅ」そのままの“大冒険”を繰り広げた。

　ライブ中盤、突然、武田創世（１５）が「お腹空いてきたわ！」と舞台袖へと消えた。残りのメンバーも後を追い、スクリーンでは６人がカレーを作る映像が始まる。

　料理が完成すると、カレーソング「Ｃｕｒｒｙ　ｏｎ　ｌｏｖｅ」の音楽が流れ、メンバーが再登場。リーダーの芳賀柊斗（１９）がテーブルに座ってカレーを食べ、その周りで５人が歌い踊るという前代未聞のパフォーマンスが開幕した。

　芳賀はすべての公演で曲が終わるまでに完食。東京での昼夜２部公演では１日２カレーも経験しており「２回食べたけどやっぱり飽きない！Ｌｉｅｎｅｌカレー、最高～！」と笑顔がはじけた。

　コミカルな“もぐもぐ演出”だけでなく、初のアイテムを効果的に使用。傘を使った叙情的なパフォーマンスで魅せれば、６つの椅子を駆使したダンスでステージを立体化させた。２１曲、１時間半の熱演で地元・大阪を沸かせた森田璃空（１７）は「たくさんの挑戦をさせていただきました！」と充実感をにじませた。

　ツアー中には、来年５月にグループ史上最大規模のツアーを開催すると発表。来年１月に５枚目のシングル「Ｇｏ　Ａｒｏｕｎｄ　Ｔｈｅ　Ｗｏｒｌｄ」をリリースすることも明かし、新たな冒険へと向かっていく。