橋下徹、石破総理の非公認対応は「政治判断」 政治と金「そこをただしてもらわないと政策論は聞かない」
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が7日、フジテレビ系「めざまし8」で、石破茂総理が、衆院選での裏金議員の公認・非公認について、「原則公認」から「相当程度の非公認が生ずる」と対応を変えたことに「当然だと思う」と述べた。
番組では、27日の衆院選挙について、石破総理が、いわゆる裏金議員について「原則公認」と報じられるも、6日に一転「相当程度の非公認が生ずる」と対応を変化させたことを取り上げた。
これに橋下氏は「当然だと思う」と述べ、一部では二重処分ではないか、との批判があることに「公認、非公認は単純な処分じゃない。政治判断。二重処分にはあたらないので、裏金議員を非公認にするのは多くの国民が望んでいることだと思う」と、二重処分にはあたらないという見解を示した。
橋下氏は「世論に全て従うのは良くないと思うが、政治と金の問題に関しては、国民が一番怒っているのはここですよ」とも訴え「特に国会議員の中には政治と金の問題はちっちゃい話で、もっと政策論をやらせてくれ、国家論をもうちょっと聞いてくれという議員が多いが、何言ってんだと。我々納税者からすれば、この政治と金、領収書抜きで税金も払わない金で好き勝手にやるというのは、そこをただしてもらわないと大きな国家論、政策論は聞かないよ、というのが多くの国民の声だと思う。石破さんはそういう世論に従ったと思う」ともコメント。
石破総理の朝令暮改とも取れる対応には「世論って、本当に怖くて、先々週までは石破の期待、ものすごく高かったが、わずか1週でドンと下がった。政治と金の対応が悪かったということで、世論を聞かざるを得なかったんじゃないか」と分析していた。