鈴木愛理 小4以来のミュージカルに「不安しかない」 不貞疑われ斬首の王妃役「繊細な感情を表現したい」

 久々のミュージカル出演へ意気込む鈴木愛理
 ティアラポーズを決める鈴木愛理
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 歌手でモデルの鈴木愛理が7日、大阪市内で出演するミュージカル「SIX 日本キャスト版」(1月31~2月21日・EXシアター六本木、3月7~16日・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティなど)の取材会に出席した。

 日本初演となる「SIX」は暴君として知られる英国のヘンリー8世の、6人の元王妃たちが現代に復活。ガールズバンドを結成し、それぞれの壮絶で劇的な人生を歌い上げる。鈴木が演じる5人目の王妃、キャサリン・ハワードは、若く魅力的で寵愛を受けたが、前恋人との密会を疑われて斬首される。女優の豊原江理佳とのWキャストで演じる。

 今回自らの強い希望でオーディションを受けたという鈴木。「初めて見たときに『なんだこれは!』って衝撃があって。グループで活動していたこともあってシンパシーを感じた。パワーがすごくてこの世界に入ってみたいと思っていた」と熱弁する。合格後はロンドンの劇場へも足を運んだという。

 ミュージカル出演は2004年、小学4年生以来の鈴木。「不安しかないです」としつつも、「自分が今まで培ってきたことと、これから勉強したいことを合体させて、成長できたらいいなとすごく思います」と、決意を語った。

 今作では「王妃」を演じるが、幼少期からの王妃への憧れを聞かれ「ないですね。結構、体育会の家だったので」と、笑顔を見せた。見所には7分にも及ぶハワードのソロ曲を挙げ、「これが本当の愛だったのかどうか。7分間をかけて自分自身も気づきを得て、本当の意味で自分を大事にする、そんな繊細な感情を表現したい」と意気込んだ。

 出演者は日程によって異なり、キャストスケジュールは公演ホームページで確認できる。

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