元ＮＨＫアナウンサーの有働由美子が６日、キャスターを務めるテレビ朝日「有働Ｔｉｍｅｓ」をスタートさせた。コメンテーターの元テレビ朝日局員、玉川徹氏とバトルを繰り広げる場面があった。

　番組冒頭で紹介された玉川氏は「有働さん、どう？テレ朝。どんな感じですか？」と早速、ジャブを出した。予期せぬ質問に有働は絶句し「あの、最初から乱すのやめてもらえます？流れっていうのを考えてるんで」と抗議した。

　玉川氏はそれでも「緊張してます？」と追撃パンチ。有働は「緊張は、玉川氏の発言で抗議電話が鳴ることに緊張してます。お手柔らかにお願いします。もう最初っから！」と返すのが精一杯だった。

　有働からの反撃は番組中盤で訪れた。米大統領選の話題で、米国の教授が披露した予想を紹介。「１０回の大統領選で９回的中させている」ということについて、玉川氏は「１０回ということは４０年。４０年前から見てきて…」と信憑性の高さを強調した。

　その後、ペンシルベニアからの中継を挟み、ＣＭに行く前。有働は「これ、１０回で４０年っておっしゃいましたけど、植木算でいうと３６年じゃないですかね」とチクリ。玉川氏は「ごめんなさい。ぼく、そういうとこ弱いんだよね」と声をすぼめた。

　「羽鳥慎一　モーニングショー」では京大卒を得意げに語ることも多い玉川氏に、有働がくらわせたカウンターだった。