ジャンポケ斉藤が契約解除 太田「やりきれない」おたけ「強い苛立ちと悲しみ」 9日からコンビで劇場出演

 お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二(41)が不同意性交などの疑いで書類送検され、7日付で吉本興業のマネジメント契約を解除されたことを受けて、メンバーの太田博久(40)とおたけ(41)が8日、事件発覚後初めてXを更新。被害者や関係者、ファンに対して謝罪するとともに、「強い苛立ちと悲しみが込み上げています」(おたけ)、「やりきれない思い」(太田)などと苦しい胸中を吐露した。2人はコンビとして9日から劇場に出演して再出発を図る。

 斉藤による衝撃の事件発覚から一夜明け。2006年の結成以来、長年人気トリオとして斉藤と活動してきた2人がSNSを通じて初めて苦しい思いを吐露した。

 おたけは「この度は斉藤慎二が起こした行動におきまして、被害に遭われた方、関係者の皆様、ジャングルポケットを応援してくださっている皆様に心からお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉を記した。そして「正直まだ感情が追いついてなくてどうしたらいいのかわかっていないです」と率直に自身の心境を明かした。

 斉藤の行動を「謝って許される事ではない」と糾弾。「なんでこんな事になってしまったのか、強い苛立ちと悲しみが込み上げています」と憤りを隠さなかった。

 太田も「この度、斉藤慎二が起こした行動により、被害に遭われた方、関係者の皆様、そしてジャングルポケットを応援してくださっている皆様に多大なるご迷惑をおかけしたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、トリオとして活動してきた17年間について「皆様に笑いを届ける為3人で頑張ってきました」と言及。「このような形で応援してくださる皆様を裏切る事になってしまった事が本当に悔しく、やりきれない思いでいっぱいです」と沈痛な思いをつづった。

 前日7日の突然のトリオ解消から息つく間もなく、2人は9日にコンビとして、千葉・幕張と都内の劇場で合わせて3公演に出演する。おたけは、太田と今後についての話はできていないとしつつ「一つずつ僕らにできる事を一生懸命頑張って行きたい」とし、太田も「おたけとしっかりと話し合い、今後のことを決めていきたい」と再出発へ向けて決意表明した。

 斉藤は7月にロケバスの中で20代女性に性的暴行を加えたとして、7日に警視庁に不同意性交などの疑いで書類送検された。「軽率な行為で相手や自分の家族に迷惑をかけ、反省している」と容疑を認めているという。

 また、斉藤の書類送検について、8日に放送された日本テレビ系「ZIP!」では、水卜麻美アナウンサーが同局の見解を伝えた。斉藤は同番組の水曜パーソナリティを務めていた。

 番組では斉藤のニュースを伝え、水卜アナが「日本テレビは斉藤慎二メンバーについては体調不良と伺っておりましたので、今回の報道に関して非常に驚き、遺憾に思っております。日本テレビはいかなる性暴力もあってはならないと考えております」と原稿を読み上げた。斉藤は体調不良を理由に番組を欠席し、9月20日に所属事務所を通じて当面の活動休止を発表。同25日の番組で正式降板が発表されていた。

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