自民党は９日、選挙対策本部会議を開き、衆院総選挙で派閥裏金事件に関係した議員ら１２人を非公認とすると決定した。会議は午前８時に始まり、同４０分に終了した。テレビ朝日「羽鳥慎一　モーニングショー」では、この日行われる衆院解散を扱っている最中に、速報が伝えられた。

　その後に記者団に応じた石破首相は、髪がボサボサ。「本日は党首討論を行います。異例の長い時間行います。ここにおいて、各党の党首のみなさまと正面から向き合って、正々堂々と私の考えを申し述べたい。本日、解散になります。我々として今の政権を信任いただくために、正々堂々と誠心誠意、選挙にのぞんでまいりたい」と話した。

　この様子を見ていた毎日新聞論説委員の佐藤千矢子氏は「表情がお疲れ気味で大丈夫かなと思って見ていた」と心配顔。続けて「この間、代表質問でずっと紙を読んでいる姿を見せられたので、やっぱり自分の言葉で話すことが大事だなとつくづく思った」と話した。