山口祥行 小沢仁志の「何でも気合でやれ」を継承 格闘しながら階段落ちシーンに「ケガもなく」
俳優・山口祥行(53)が9日、都内で映画「ぴっぱらん!!」(11月1日公開)完成披露舞台あいさつに俳優・崔哲浩(45)、福士誠治(41)らと登壇した。
任侠ドラマシリーズ「日本統一」などで激しいアクションを演じる山口が、今作で百鬼(なぎり)3兄弟の長男の峻を演じる。次男の要は崔が、三男の湊を福士が演じ、山口が、襲撃された要と湊を助けに行く兄弟愛を描いた。
階段から格闘相手と落ちるアクションシーンが見どころの一つとなっているが、山口は「優秀なアクションチームと優秀なアクション監督がいるんですけど、電話があって『階段からちょっと滑り落ちてくれ』と言われて」当日分かったという。
何度、滑り落ちのシーンを撮ったかを問われると「3回か2回かな。怪我もなく」とジャパンアクションクラブ出身らしく、完璧にこなしたという。
うまく滑り落ちるコツを聞かれ山口は「小沢仁志さん曰く、何でも気合でやれと言ってるのでそれを継承してやらせていただきました」と映画、Vシネマで共演している先輩の助言を明かした。司会者から「カッコいいシーンでした」と言われると「怖いことは2度とやりたくないです」と冗談っぽく答えた。