女優で声優の大山のぶ代さんが９月２９日に老衰のため亡くなっていたことが１１日、分かった。所属事務所が発表した。９０歳。大山さんといえば「ドラえもん」を２６年の長きにわたって務めた。７月にはのび太の声を担当した小原乃梨子さんが死去。ネットは「向こうでまた会えているはずだよね」などの声があがった。

　大山さんは７９年に「ドラえもん」の声を担当。０５年に卒業するまで、２６年に渡って、国民的キャラクターに命を吹き込み続けた。

　「ドラえもん」といえば、長年のび太の声を担当した小原乃梨子さんが８８歳で７月に亡くなったばかり。わずか３カ月で、大山さんも旅立ったことにネットでは「向こうでまた会えているはずだよね…長年連れ添った親友なんだし」「のぶ代ドラ世代の私は、先に旅立たれた小原乃梨子さんと再会できたと考えるようにするよ。ドラえもん、のび太、ありがとう」「天国には私の心の中にいたのび太くんが待っているから大丈夫だよね。ありがとう、ドラえもん」「先代ドラちゃんとのび太くんが同じ年に逝去されるとは、先代ジャイアンにスネ夫、酒席用意して待ってるだろうな」などの声があふれていた。