大山のぶ代さん死去 ドラえもんを放送のテレビ朝日追悼「夢と希望を届けて下さいました」
声優の大山のぶ代さんが老衰のため亡くなったことが11日、分かった。90歳。所属事務所が発表した。大山さんが1979年から2005年まで約26年間担当したアニメ「ドラえもん」を放送するテレビ朝日が追悼のコメントを発表した。
同局は「大山のぶ代さんの訃報に接し、驚きと悲しみでいっぱいです。大山さんには、1979年から2005年まで、26年もの長い間、『ドラえもん』の声優を務めていただきました。大山さんの優しく包み込むような声は、世界中の子どもたちの心を動かし、夢と希望を届けてくださいました」と感謝し、「その多大なるご功績に感謝致しますとともに、ご冥福をお祈り申し上げます」と追悼した。
大山さんは「ドラえもん」のほか、アニメ「サザエさん」では初代磯野カツオ役、「ハクション大魔王」、「のらくろ」の声も担当した。女優としても活躍し、映画「思えば遠くへ来たもんだ」などに出演した。