高橋洋一氏「自公で過半数割れ」→連立に浮上する政党を実名予測「比例で取っちゃうかも」現状の獲得議席も衝撃数字
元財務官僚で経済学者の高橋洋一嘉悦大教授が12日、自身のYouTubeチャンネルで、衆院総選挙(27日投開票)の結果から起こりうる政権構図を占った。
週刊文春が10月10日号で発表した当落予測で「自民219、公明25、立民131、維新50、共産10、国民11」を元に算出した。
ただし、文春は、裏金議員の重複立候補を認めないと決まる前のデータであるため、このファクターを加えて補正し、「自民がマイナス10~15。つまり自民は205~210になる」と予想した。
自公では「230」と語り、定数465のため「自公で過半数割れは五分五分だね」と話した。「すごいですね」と驚く高橋氏は石破茂首相は「安倍派憎しで頭がパンパンで政策なんてどうでもいい」とし、岸田文雄前首相の再登板を画策していると従来通りに読み解いた。
さらに、少数与党では不安定すぎて、すぐ潰れるため、連立を画策すると推測。日本維新の会は公明党と「水と油」で連立候補から外れるため、浮上するのが「保守系政党で結構無難なところ」とした。
具体的には「日本保守党と参政党がそういう対象になっちゃうかも」と言及。「日本保守党に風が吹く。地域比例で取っちゃうかも。5人以上。政党要件を満たす可能性が出てくる」と踏んだ。