SKEが16周年ライブ最終日 熊崎晴香「SKE魂は健在」再び目指す「バンテリンドーム」

 最新シングル「告白心拍数」を披露した熊崎晴香(中央)らSKE48©2024 Zest,Inc.
 「告白心拍数」を披露した熊崎晴香(中央)らSKE48©2024 Zest,Inc.
 16周年ライブを開催したSKE48©2024 Zest,Inc.
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 SKE48が14日、名古屋市・熱田区のセンチュリーホールで「16th Anniversary Festival 2024」の最終日を開催した。12日からの3日間で計8400人を動員した。

 3日間に渡る16周年ライブは各日程でそれぞれの年代の楽曲をベースとしたセットリストが組まれ、これまでの軌跡をたどる内容。最新シングル「告白心拍数」でセンターを務める熊崎晴香(27)は「この熱さがSKEのいいところだと実感した」とグループの特長でもある激しいパフォーマンスで会場を盛り上げた。

 この日は09年に加入し、12月に卒業する最後の2期生・斉藤真木子(30)の卒業セレモニーも行われた。来年には在籍メンバーでは6期生が最古参となる。その6期生の熊崎は「一番上の先輩になることに私自身もすごい驚いている」と受け止めつつ「一人一人が輝ける、夢に向かって目標をかなえられることができる、努力すれば必ず実る、そんなすてきなグループ。SKE魂は健在でありたい」と引き継いでいく決意を語った。

 名古屋市・栄を拠点にAKB48の姉妹グループとして誕生し、今やセールスなどでも肩を並べるほどとなった。ただ、今回の新曲はオリコン週間ランキングで29作ぶりに1位を逃した。熊崎は「連続の歴史を止めてしまった。だけどそれがまた一つの壁で燃えることができたきっかけをいただいた。ある意味これは私たちへの試練。また一丸となってメラメラと貪欲に上を目指して頑張りたい」と再出発を誓った。

 初期を知る斉藤の卒業セレモニーと同時に、この日は13期生オーディション開催決定、25年には現チーム体制の組閣も発表され、来年にも“新生SKE48”の挑戦が始まる。野村実代(21)は「これからの可能性を感じたライブだった」と話し、太田彩夏(24)も「SKEはまだまだ続く」と期待を膨らませた。

 今の目標に2014年以来(当時はナゴヤドーム)となる「バンテリンドームでライブがしたい」と掲げた熊崎。「夢をもっと語ることができるグループに成長していけたら」と未来への決意をにじませた。

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