フジ退社の渡邊渚アナ 自身のPTSD「何度も同じ話をしたり同じものを買ってしまったり」精神疾患への理解深まり願う

 8月いっぱいでフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚さんが14日、自身のSNSを更新。統合失調症はじめとした精神疾患への理解が深まることを願う気持ちをつづった。渡邊さんは、2020年に入社。23年7月から体調不良を理由に休養していた。

 都内で開催されたイベント「完全没入ショールーム 100人に1人が体験する統合失調症の世界!」に行き、「統合失調症の主な3つの症状『陽性症状』『陰性症状』『認知機能障害』について当事者に起きている世界に没入し体験できました」と報告。

 「私はPTSDですが、理解できる症状や気持ちがあって、特に、写真の3枚目の青いぐるぐるが私にもあったな~と共感しながら見ていました。(一時期、何度も同じ話をしたり同じものを買ってしまったりする症状があったので) 何もできなくて、情けなくて、さらにまた消えてなくなりたくなる気持ちが芽生えてしまう。少し前の自分を見ているようでした」と症状を伝えた。

 そして「これを機会に統合失調症はじめとした精神疾患への理解が深まり、優しさが広がればいいなと思いました」とつづった。

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