「侍タイムスリッパー」大ブレーク 「カメ止め」の再来!口コミ評価で全国展開 単館から172館上映に成り上がり

 “インディーズ映画の聖地”とされる池袋シネマ・ロサでの一館上映で封切られ、口コミ評価で全国拡大公開がスタートした映画「侍タイムスリッパー」の「応援感謝!舞台あいさつ」が14日、都内で行われた。

 同映画は8月17日に単館上映でスタート。SNSなどで絶賛の声が相次ぎ、9月13日から全国公開されている。そこから1カ月を待たずに興行収入2億円を突破し、現在は172館で上映中。低予算ながら口コミを基に全国公開された2018年の大ヒット映画「カメラを止めるな!」の再来と呼ばれている。

 「カメラを-」は最終的に公開館数350館以上、興行収入31億円突破という異例の成り上がりヒットを記録。ブームは海外にまで飛び火し、フランスでオスカー受賞監督によってリメークされた。

 この日の舞台あいさつに出席した安田淳一監督(57)は「トム・クルーズさんにリブートで撮ってほしいです。ハリウッドに行きたい!」と野望を告白。映画完成時の貯金が約7千円だった資金難の過去を振り返りつつ、手にしたインディーズドリームに胸を張った。

 主人公を演じた山口馬木也(51)は俳優生活25年で長編映画初主演。現代の時代劇撮影所にタイムスリップし「斬られ役」として生きていく幕末の武士を演じて脚光を浴びているが「近所のコンビニで塩むすびを買ったとき、店員さんが『おめでとうございます』と言ってくださり。知ってくれていたんだなって感激しました」と大ブレークの影響を肌で感じていた。

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