１５日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「おむすび」では、結（橋本環奈）の祖父・永吉（松平健）と、父の聖人（北村有起哉）の仲が悪い事情が明らかになる。

　この日の「おむすび」では、結が門限を過ぎて帰宅したことで、なぜか幼なじみの陽太（菅生新樹）が「結と付き合っている」などとかばい、聖人が落ち込む。

　これに永吉が「自分の子供を信用できんで何が親たい」「だから歩もあげんなったったい」などと言い、親子げんかが勃発する。結や愛子（麻生久美子）らが仲裁に入るも、聖人の怒りは収まらず、外に出て行ってしまう。

　スナック「ひみこ」でママ（池畑慎之介）に愚痴りまくる聖人。永吉は農家を継ぎたくなかったため、トラック運転手となり、聖人が１１歳の時に大阪万博に出かけたまま万博が終わるまで帰ってこず。その後も聖人の大学資金を永吉が使ってしまい、聖人は進学できなかったことを恨む。

　そんな聖人が高校３年になったとき、行きつけの理髪店が閉店し、神戸に行くと聞き、父親から離れるための手段として聖人は永吉との大げんかを置き土産に、家を出て神戸に行く。

　再現ＶＴＲはすべて松平、宮崎、北村が出演。４０年以上前の姿を本人が演じた。特に現在５０歳の北村が高校生を演じたことに、「あさイチ」の博多大吉も「物事には限界が…」と苦笑い。松平は当時流行したであろう野球帽をかぶり、宮崎は太めのカチューシャに毛先カールの髪形だった。

　ネットでは「無理があるけど、妙な味わいもあってよき哉」「松平健と宮崎美子をそのまま若くさせようと考えた人最高だなｗ」「ベテラン勢に盛大な拍手を送りたいっ　でも宮崎美子は普通に可愛かった」「若い格好をさせても全然違和感のない宮崎美子さま」など、反響を呼んでいた。