原発不明がんであることを公表した編集者で評論家の山田五郎氏が１５日、自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで治療の経過を報告した。

　山田氏は今月４日にＹｏｕＴｕｂｅで自身の病気を公表したが、その動画は１５日の時点で再生回数１００万回を突破し、コメントも３０００件を超えていると報告。「私もがんをやりましたとか、お身内の方に…とか。今は２人に１人（ががんになる）と言われているから。逆に言えばそんな特別な病気でもない。皆さんにもご心配をおかけして…」と感謝を伝えた。

　がん報告の動画ではスーパーチャットと言われる投げ銭も多数あったといい「治療費のことを皆さん心配してくださってるのかなって」と苦笑い。「俺と同じ（がんの）森永卓郎さんが、やたらお金の話をするんだよ。お金がかかる、お金ががかるって」というと「森永さんは自由診療やってるからお金がかかるんであって、僕は今のところ全部保険適用」と説明だ。

　「お金がかかるのはあるけど、生命保険、書き換えの時にがんに手厚いやつに変えていた。先進医療特約にも入っていた」と笑い「保険会社のいいなりで入ってたけど、これでお金の心配はないということで、（投げ銭で）このイスを買わせていただきました。腰にいいイス、ありがとうございました」と感謝した。山田氏はギックリ腰かと思われた痛みが、実はがんが骨に転移して、腰椎が圧迫骨折していたことから、腰にいいイスを購入したようだ。

　治療については、炎症の数値が「爆上がり」し、熱に苦しんだというが、それも今は引き、「抗がん剤も今のところ、効いているらしい」と報告。「ひとまずは、効いていないより、効いている方がいいということで、皆様のおかげでちょっとはいい報告ができたのかもしれない」と笑顔も見せた。

　がん公表の動画で言っていた肝臓にパチンコ玉をぶちまけたような水玉模様があったことには「３割減」と変化があったことも報告していた。