落語家の桂春蝶（４９）が１６日、大阪市内で２０代から親交のある演歌歌手・浅田あつこ（５２）とのコラボイベント「『道行き』の世界」に出演。上方落語界きっての虎党として、藤川球児新監督が就任した、プロ野球・阪神への提言を口にした。

　岡田彰布前監督の退任を「恋しくて仕方がない」と、さみしがった春蝶は、藤川新監督について問われると「解説を聞いていても、論説委員みたいな感じ。非常に雄弁な方ですから、選手がそれ（理論）を頭でわかっても実践するのはどれだけかかるのかな」と首をひねった。その上で「岡田監督みたいに、２年でなんとなくもやもやとした終わり方はやめてほしい。球児さんでいくなら、せめて３年は任せないとアカンと思う」と愛を込めて球団への要望を口にした。