生田絵梨花 圧巻「レ・ミゼラブル」キャスト75人大迫力の歌唱披露 ファンテーヌ役に決意
女優の生田絵梨花(27)が16日、東京・帝国劇場で出演するミュージカル「レ・ミゼラブル」(12月20日~25年2月7日、帝国劇場ほか)の製作発表に吉原光夫(46)、昆夏美(33)、木下晴香(25)ら総勢84人のキャストと登壇した。
帝劇クロージング公演にふさわしい圧巻の歌声を響かせた。観客500人も集まった前で生田は昆と木下とともに「夢やぶれて」を熱唱。同じファンテーヌ役の3人が同じ舞台に立って歌うことは、この日限りで「緊張したけど、すごく大事な思い出。終わって袖でハグをして一体感を感じられた」とかみしめた。
同作はオールキャストがオーディションされ、生田は17、19年のコゼット役、21年のエポニーヌ役に続く3役目。その上、ミュージカルとしては現帝劇のラストが今回のレミゼ。「ファンテーヌとしてしっかり踏みしめていきたい」と決意を口にした。
キャスト75人で大迫力の歌唱も披露。11年からジャン・バルジャン役などを務めてきた吉原は帝劇を「宇宙にのみ込まれたように広大」と表現し、「(ミュージカル中に)つらさとか、怖いと思うことがある。でもみんな同じ気持ち。みんな手が震える思いで舞台に立っているのでいいチームになれる。それを新しい出演者の方は楽しんでほしい」と“フィナーレ”に向けて鼓舞した。