近藤真彦 日本代表する超大物歌手に「おばさん、歌うまいね」衝撃逸話の詳細 「楽屋におじゃまして」
1989年に死去した歌手・美空ひばりさんのブロンズ像が京都から福島県いわき市の雲雀乃苑に移転し17日、移設除幕式が行われた。式典には、歌手の近藤真彦(60)が出席した。
近藤は、美空さんの像を愛しそうに眺め「うれしい気持ちはもちろんなんですけど、ちょっと寂しくなったのも本音ですね。あとは、もうずっとここに居てほしいな」とつぶやいた。デビューしたばかりの頃に、歌謡界の女王として君臨していた美空さんに「あのおばさん、歌うまいね」と言い放ち、周囲を凍り付かせたという衝撃のエピソードを回想。美空さんは「私、うれしかったわよ。最近は歌うまいなんて言われることがなくなっちゃったから」と笑顔で応じてくれたという。「楽屋におじゃまして。おいしい、おいしいお弁当をいただきました」と懐かしみながら「ひばりさんの歌を聴くと、あの時代に戻れますね」と思い出をかみしめていた。
同所から見える塩屋埼灯台が、美空さん最後のレコーディング曲「みだれ髪」の舞台となっているため、1988年に同曲の歌碑も建てられている。式典には、長男の加藤和也氏、テレビプロデューサーの石井ふく子氏、フリーアナウンサーの徳光和夫氏も出席した。