西田敏行さん死去 間寛平ら探偵ナイトスクープメンバー追悼「僕にとっては大先輩」 2代目局長務める
映画「釣りバカ日誌」シリーズやNHK大河ドラマ「八代将軍吉宗」「翔ぶが如く」などに主演し、温かみのある演技で親しまれた俳優の西田敏行(にしだ・としゆき)さんが都内の自宅で死去したことが17日、分かった。
西田さんはABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」で、2001年1月に初代局長の上岡龍太郎さんのあとを継いで2代目局長に就任。19年11月まで務めた。VTRに涙ぐむ姿はおなじみとなり、人情味あふれる局長ぶりは人気だった。
「ナイトスクープ」関係者では近年、お別れが相次いだ。初代局長の上岡さんが昨年5月に死去したことが明らかになり、今年5月には最高顧問の作曲家、キダ・タローさんも鬼籍に入った。
探偵として西田さんと長年共演した間寛平は所属事務所を通じ「プライベートでは食事にも連れて行ってもらい、歳は2歳しか変わりませんが人間としての器が大き過ぎて僕にとっては大先輩に感じていました。西田さん、本当にありがとうこざいました」とコメントした。
同局によると、18日放送の同番組で追悼テロップを流す予定という。
◇石田靖「局長時代から、みんなを泣き笑いで包み込んでくれた西田さん。局長を退任されてからもずっとナイトスクープのファンで変わらずみんなにエールを送り続けてくれてた西田さん。これからも、みんなの心を見守り続けて下さいご冥福をお祈りします」