遠藤憲一「民王R」会見で西田敏行さんを悼む 前作にも出演「アドリブでイジリ倒してもらった」

 俳優の遠藤憲一(63)が18日、都内で行われた主演するテレビ朝日系ドラマ「民王R」(10月22日スタート、火曜後9・00)の制作発表になにわ男子・大橋和也、あの、山時聡真、山内圭哉、金田明夫と出席した。

 前日17日には、俳優の西田敏行(にしだ・としゆき)さんが死去した。遠藤は制作発表の最初に「まず、ごあいさつさせてほしんですけど、9年前の民王には亡くなられた西田敏行さんが出演されていました。昨日の訃報を聞いたばかりで、ちょっと西田さんのことを話すとぐっときちゃうんですけど」と思いを語り、「8日にドクターXの舞台あいさつでご一緒したばかりでした。ドクターXでは西田さんの部下の役で西田さんのアドリブでイジリ倒してもらって、俺自身も知らなかったコメディー部分やシリアス部分をいっぱい引き出してくれました。そういうこともあって今回みたいなコメディーのおもしろい役をいただけるような俳優に成長できました。この場をお借りして感謝を申し上げます。ありがとうございました」と話した。

 同局の「ドクターX ~外科医・大門未知子~」でも共演し、8日に行われた「劇場版ドクターX FINAL」(12月6日公開)の完成報告会見にともに出席していた。

 9年ぶりに復活する今作では再び総理の座に就く主演の遠藤演じる武藤泰山が、毎話全国民の中の誰かとRandom(ランダム)に心と身体が入れ替わることに。前作(15年放送)の原作となった池井戸潤氏の同名小説から発想を受けたオリジナルストーリーが繰り広げられる。

 遠藤は「新メンバーに大橋くん、あのちゃん、山時くんを迎えまして、1話を見ましたけど、ものすごいエネルギーを発してくれて新しい民王に生まれ変わりました」とドラマをアピールした。

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