女優の平愛梨（３９）と平祐奈（２５）が人気ブランド「ｃｏｃａ（コカ）」の新テレビＣＭでＣＭ初共演し、１８日からオンエアが始まった。ＣＭは姉妹がどちらが“ちょいカフェコーデ”にふさわしいか、コーディネート対決をするというもので、１４歳も年の離れた姉妹が仲睦まじい様子を見せている。

　ＣＭは普段通りの自然な姉妹のやり取りを狙い、台本もなし。お互いを「アイちゃん」、「ユウちゃん」と呼び合い、和やかな雰囲気の中で深夜から早朝まで撮影が続いた。アドリブで突然、２人の“チューチュートレイン”がスタートするなど、笑いの絶えない現場になったという。

　撮影後、愛梨は「すごく楽しかったです。真夜中の撮影なのにこんなに眠くならないのっていうくらいびっくりしています。楽しいと眠くならないんだなってことを知ったので、育児も楽しく頑張ろうと思いました」と笑顔を見せ、祐奈は「もう楽しすぎて踊り出しちゃってた。念願の姉妹初共演だったので、普段のままの私たちを見られてる気分というか、すごいナチュラルに全力で楽しめたなっていう感じ」と話した。

　プライベートでも二人でよく服を買いに出かけるという。「店員さんに声を掛けられるのがすごく苦手」という愛梨のため、祐奈が率先して店員と話したり、代わりに試着することも。育児が忙しく、なかなか買い物に行けなくなった愛梨は妹から服をもらうこともあり、「夫（長友佑都）に『祐奈からもらったの、祐奈のお下がりなの』って言われて、突っ込まれます」と笑っていた。

　姉について妹は「体も丈夫なんですけど、元から芯の強さとかは、ふわふわに見えてあるんですけど、子供を４人産んでから余計にたくましくなっている」と評価する。１４歳も離れ、姉妹げんかの経験は１度もないという。姉は「私が１４歳の時（祐奈は）０歳。ミルクもあげてたりとか、寝かしつけとかもしてきた。ちょっとお母さん気分で」というものの、今では親友のような関係で、育児に関して「強力な助っ人」として頼りにしているそうだ。