西田敏行さんの死因「虚血性心疾患」とは?心筋梗塞や狭心症の総称 原因に肥満や高血圧など
17日に死去した俳優の西田敏行さん(享年76)の死因が虚血性心疾患だったことが18日、明らかになった。所属事務所が発表した。亡くなったのは17日午前6時ごろという。
事務所によると、同日午後0時20分ごろ、東京都の自宅のベッドで冷たくなっているのを家族が発見、119番したが、間もなく死亡が確認された。
葬儀・告別式は家族で行う。後日、お別れの会を予定しているという。
虚血性心疾患は、狭心症や心筋梗塞を指す病気。心臓の筋肉に血液を送る冠動脈が、動脈硬化や血栓などにより、閉塞したりすることで、心筋に血液がいかなくなる。
冠動脈が動脈硬化などで細くなり血液が流れにくくなり、血流が悪くなると、心臓に必要な血液が送れなる状態を狭心症という。また、血管内に血栓ができて、冠動脈の一部が詰まってしまい血液が全く流れなくなり、心筋が壊死に陥る状態を心筋梗塞という。
肥満、喫煙、高血圧などの生活習慣の乱れなどが原因とみられる。また、精神的ならびに肉体的なストレスなども動脈硬化を招くとされている。