米倉涼子が涙 西田敏行さん自宅で悲しき対面→直行ガルアワで気丈にランウェイも 「映画では大活躍で生きています」
女優・米倉涼子(49)が19日、17日に虚血性心疾患のため死去した俳優・西田敏行さん(享年76)の自宅を弔問に訪れた。共演し、12月6日に公開予定の映画「劇場版ドクターX FINAL」のTシャツと供花を抱え自宅へ入り、西田さんと悲しみの対面。約30分ほど滞在し、その後はファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward」への出演のため、千葉・幕張メッセへ移動。魂のランウェイを見せ、ステージでは涙した。
午後4時半頃、米倉は黒のワンピース姿で西田さんの自宅前に姿を見せ、沈痛の面持ちで中に入った。手には供花と「劇場版-」のTシャツ。11年にわたって同シリーズで共演した西田さんとの対面を果たした。
米倉と西田さんは8日に都内で行われた同作の完成報告会見で同席したばかりで、訃報を受けたばかりの17日には、インスタグラムで深い悲しみをつづっていた。この日は先に西田さんの自宅を訪れていた同シリーズで共演する勝村政信(61)、鈴木浩介(49)と合流。約30分間滞在し、自宅を後にする際には悲壮な表情を浮かべたまま、無言で車に乗り込んだ。
弔問から数時間後、米倉は幕張メッセで行われた「Rakuten-」の自身がCMを務める「楽天モバイル」のステージに登場。気丈に笑顔を振りまいた。膝上15センチ以上のミニスカートにブラックブーツを合わせ、美脚を披露。深い悲しみを乗り越えての魂のランウェイとなったが「-ドクターX」の話題になると涙声になった。
米倉は司会者から同作について振られると「12年やってきた『ドクターX』が映画となって作り上げられました。今回の映画で本当のファイナルとなります」と懸命に言葉を絞り出した。
続けて「西田敏行さんが17日に亡くなって、西田敏行さんにとってもファイナルの映画になってしまいましたが、映画では西田さんも大活躍で生きています。思いのこもった映画になっていますので、劇場に足を運んでもらったら」と呼びかけた。揺れる気持ちをグッとこらえてプロの仕事を果たした米倉。最後に「こんなにたくさんの人たちの前で歩くの何十年ぶり。皆さんにお会いできてありがとうございました」と感謝を伝え、目尻にたまった涙をぬぐった。