ＳＵＰＥＲＥＩＧＨＴの丸山隆平（４０）が、舞台「浪人街」（来年２月２０日～３月１６日、東京・新橋演舞場ほか）で主演を務めることが１９日、分かった。激動の時代を生きる浪人たちを描く不朽の名作時代劇の舞台化。丸山は安政時代の江戸の浪人・源内を演じる。

　「浪人街」は１９２８年制作の「浪人街第一話　美しき獲物」から始まるサイレント映画シリーズで、９０年には故原田芳雄さん主演で映画化するなど、何度もリメークを重ねている。

　丸山は「不朽の名作を舞台という形でお届けできることは、僕としても幸福」と喜びを実感。目指すは「たたずまいから説得力を出すこと。背景のあるお役なので、それに基づいた精神と身体作りをして武士らしさを出していきたい」とイメージを広げている。

　玄理（３７）、神保悟志（６１）、板尾創路（６１）らと共演。丸山は「不器用な浪人たちが舞台の上で一生懸命生きている姿を目の当たりにしていただき、これまで経験したことのない人生を感じていただけたらうれしいです」と呼びかけた。