藤岡真威人 ヒーローは藤岡弘、「存在が確固たるもの」 桂正和氏「ウイングマン」念願の初実写化

 会見に登場した(左から)坂本浩一監督、宮野真守、藤岡真威人、加藤小夏、原作者の桂正和氏
 主人公・広野健太が変身する「ウイングマン」
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 俳優の藤岡真威人(20)が、このほど都内で行われた22日スタートのテレビ東京系主演ドラマ「ウイングマン」(火曜・深夜0・30)の制作発表に同作の原作者である漫画家の桂正和氏(61)、女優・加藤小夏(25)らと登場した。

 1983年から「週刊少年ジャンプ」で連載された同名作の初の実写化。藤岡は、特撮ヒーローオタクでドリムノートによって、ウイングマンに変身する広野健太役を演じる。作品について「コミカルさも、桂先生ならではのお色気とかの描写もあって、これを実写化にしてどうするんだろうという部分もあった。最初はいい意味で困惑しました」と独特の表現で面白さをPRした。

 ヒーローに変身できた広野になぞらえ、自身のヒーロー的存在を問われると、「僕の中では一択で、父の存在が確固たるものとしてはっきり浮かびあがる」と迷わずに父親の俳優・藤岡弘、の名を挙げた。

 原作は中学生の物語だが、ドラマをより自然に展開するため、今作では高校生を主人公に描かれる。念願の実写化が実現したことに桂氏は「大切な作品すぎてタイミングは待った方がいいかと思った時もあったが、僕の寿命も尽きそうだと思って。二十歳の頃の僕が見たら多分、号泣していると思う」と納得の仕上がりを喜んでいた。

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