小学生が泣きながらAED操作 「放課後カルテ」緊迫シーンが反響呼ぶ 操作方法カットせず長回し撮影

 19日に放送された日本テレビ系ドラマ「放課後カルテ」では、小学6年生の生徒が泣きながら一人でAEDを作動させるシーンがあり、ネットでも話題となった。

 この日の「放課後カルテ」では、小学校に派遣された学校医・牧野(松下洸平)が、授業の一環として心臓マッサージとAEDの使い方を生徒達に教える。だが生徒たちは「そんなの大人がすればいい」などと関心が薄い。

 そんな時、転校生の冴島(岡本望来)が一人で学校から帰っている時に神社で高齢の男性が倒れているのを見つける。驚いた冴島はすぐにかけよるも、男性は意識がない。すぐにスマホで救急車を呼ぶも、到着には時間がかかると言われてしまい、冴島は「誰か!」と大声で助けを求めるも近くに大人は誰もいない。

 冴島は必死に牧野の人命救助の授業を思い出そうとするも思い出せない。神社にAEDがあるのを発見し、男性の近くまで持って来るも、どう動かせばいいか分からず、一縷の望みを託し、冴島は牧野に電話。牧野は電話口でAEDのやり方を指示する。

 AEDを開けた瞬間、自動音声が流れ、その通りにやるよう言われるも、動転している冴島は「無理!」と叫んでしまう。牧野は「無理じゃない!」「お前がやるんだ」と呼びかけ、改めて牧野はやり方を指示。どうしても電気ショックの点滅ボタンが押せない冴島に、牧野は「大丈夫、押せ!」と叫ぶ。

 その後、冴島は心臓マッサージを「これでいいのかな」と泣きながら行う。1分間に100回のペースと言われるも「そんなの分からない!」。牧野はAEDの音に合わせるようにいい「頑張れ、頑張れ」と励ます。

 1人で必死に救命活動を行う冴島は「誰か来てよ」と泣きながら心臓マッサージ。そこへ牧野が駆け込んでやってきて、男性は一命をとりとめる。

 ドラマ公式Xによると、このAEDシーンは「約10分間にも及ぶワンカット長回しで実際にAEDを操作しながら撮影してました!」と説明。ネットでは「『#放課後カルテ』第2話は学校の授業で取り上げて欲しい内容でした」「AEDのシーンが現実的でカットされていなくて良かった 急病者を発見してからの意識確認、人員確保、119番通報、CPRまでの流れが実際に遭遇した場合と近い描かれ方をしていたと思う」「このシーンをワンカットにした事大正解すぎる 自分だったらできてたのかとか色々考えてしまう」「医療ドラマは沢山見てきたけれど、小学生にAEDをさせる場面は初めて観た。大人でも勇気の居る処置だと思う」など、反響を呼んでいた。

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