西田敏行さん 通夜しめやかに 松崎しげる、柴俊夫、田中健、笹野高史ら参列 後日お別れの会開催へ
虚血性心疾患のために17日に76歳で亡くなった俳優・西田敏行さんの通夜が22日、家族葬として都内の寺院でしめやかに営まれ、西田さんと親しかった俳優仲間らを含め、およそ80人が参列し、急逝した故人をしのんだ。葬儀・告別式は23日に行われる。
通夜の会場となった寺院には、歌手の松崎しげる(74)、俳優の柴俊夫(77)、田中健(73)の同世代で苦楽を共にしてきた「五人会」のメンバーが沈痛な面持ちで集まった。また、映画「釣りバカ日誌」などで共演してきたベテラン俳優の笹野高史(76)や長谷川博己(47)らも駆けつけて、西田さんに最後の別れを告げた。
西田さんの棺は、この日の午後4時過ぎに都内の自宅を出発した。葬儀関係者らの手によって車に運び込まれ、喪服姿の親族ら関係者が手を合わせて見送った。家族らはその後、事務所関係者らと自宅を出た。
西田さんが急逝して以降、自宅への弔問客は途絶えることがなかった。通夜にも参列した「五人会」のメンバーや、「ドクターX」シリーズで共演した米倉涼子、「釣りバカ日誌」シリーズで共演した浅田美代子、妻夫木聡や深津絵里ら多くの俳優仲間が追悼に訪れた。
また芸能界に限らず、同じ福島県出身のDeNA元監督の中畑清氏などが自宅をたずねるなど、愛され、慕われた西田さんとの別れを、多くの人が惜しんだ。
西田さんの公式サイトでは、後日お別れの会を開くことが告知されている。