爆笑問題の田中裕二が、ナイツ塙宣之のＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「ナイツ塙会長の自由時間」に出演。デビュー当時に大きな影響を受けた芸能人として、意外すぎる大物芸人を挙げた。

　田中は日大芸術学部時代に同級生の太田光と巡り会い、コンビ結成。塙から「芸人になってから影響を受けた人は？」と聞かれると、ホワイトボードに「内村光良」としたためた。

　塙は「えっ？意外。内村さん！？」とビックリ顔。田中は「ボクらが芸人になって最初のレギュラー番組を（名古屋の放送局）ＣＢＣでやるんですよ。「デイブレイク」という番組。そこで一緒だったのがウッチャンナンチャン。だからナンチャンもなんですけど」と回顧した。

　年齢は同じだが、芸歴は内村の方が３年先輩という関係。ウンナンが「お笑いスター誕生」で活躍したのを、田中はテレビで見ていたという。ウンナンはその後、コント赤信号のリーダー、渡辺正行が主宰するライブハウス「ラ・ママ」での新人発掘ライブで絶大な人気を誇っていたという。

　「収録が終わると、女の子がブワーッと。『キャーッ』みたいな」。爆笑問題はまだ知名度はなかったが、「東京から暗めのヤツが来たっていう感じだけど、ウンナンは車でバーッて行っちゃうので、しょうがないから、『ま、ウンナンの番組にコーナー持ってるヤツらだから、そこそこ人気あるんだろう』って、オレらにも『キャーッ』て来るのよ」とおこぼれの黄色い悲鳴をもらったという。

　ウンナンを中心の番組づくりが企画され、そこに爆笑問題も多数出演。当時の内村や南原清隆について「本当に優しくていい人たち。『田中く～ん』って」と先輩風を吹かせるようなことはなかったことを懐かしんだ。