花組新人公演 美空真瑠初主演!105期から5人目 スター候補生ズラリ

 宝塚歌劇花組「エンジェリックライ」の新人公演が24日、兵庫・宝塚大劇場で行われた。初舞台から6年目の美空真瑠(みそら・まる)が初主演で、ヒロインの初音夢(はつね・ゆめ)と共に、真ん中に立った。

 本公演は新トップ永久輝せあ、トップ娘役の星空美咲の本拠地お披露目作。実力派の美空は、幕開きこそ固さをみせたが、徐々に実力を発揮。得意の歌で、客席を魅了した。

 終演後は「皆さまの温かい拍手や手拍子の一つひとつに勇気をいただきました」と笑顔であいさつ。「この新人公演も成長過程ではなく、1つの舞台としてお客さまに楽しんでいただけるものとしてお届けしたい」と、プロ意識の高さをのぞかせた。

 105期は今回の美空をはじめ七城雅(月組、2回予定)、紀城ゆりや(雪組、1回)、稀惺かずと、大希颯(以上星組、1回)、大路りせ(宙組、1回)の6人が新人公演に主演。泉堂成(宙組)も公演中止となったものの、新公主演に名を連ねていた。また娘役もトップ娘役の星空をはじめ、初音、音彩唯(雪組、3回)、詩ちづる(星組、2回)、山吹ひばり(宙組、2回)、美星帆那(同、1回)とスター候補生がズラリとそろっている。

 美空も「当たり前ではないチャンスに感謝して、さらにもがいて成長したい」と誓っていた。 東京宝塚劇場は12月19日。

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