声優の木村昴が２６日放送のＴＢＳ系「人生最高レストラン」に出演。ラップミュージックに目覚めた意外すぎる理由を明かした。

　木村は、「ドラえもん」でのジャイアン役の他にも「呪術廻戦」など人気アニメや映画の吹き替えや大河ドラマ「どうする家康」に出演するなど俳優としても活躍。さらにはラッパーとしても活動している。

　ドイツ人の父はオペラ歌手、日本人の母はバロック音楽のソリストという木村は「そう、僕、ごめんなさい。本当に、こんなこと言ってのか分かんないですけど…両親がクラシックをずっと、音楽をやっていたもんで」と話すと、「めちゃくちゃクラシック嫌いなんです」と突然のカミングアウトをした。

　「そっち行っちゃったの？」「嫌いになっちゃったの？」とスタジオが驚くと、「両親がプロなんで、めちゃくちゃ厳しいんですよ。４つのときから１４歳まで、１０年間バイオリンやってたんですよ。バイオリンって特別弾くのが難しい楽器で、１音弾こうと思うと、『そこが違う！』とか。ホントに厳しくて、トラウマになっちゃったんですよ」と、最初に出す音で怒られると明かした。

　「あまりにもクラシックのトラウマができちゃったもんですから。ある種、両親に反発するような形でラップミュージックにはまったんです」と話した。

　ＭＣの加藤浩次が「お父さん、お母さんが注意できない音楽に行きたいってなったのね？」と尋ねると、「そういうことです。『そこの韻の踏み方！』って絶対、言わないじゃないですか」と両親の理解の及ばない場所へ行きたかったと明かしていた。