小嶋陽菜 渋谷路上で外国籍男に襲われた 怪我なしも法的措置へ 29日のイベント中止「とても残念」
元AKB48でタレントの小嶋陽菜(36)が28日夜に東京・渋谷区の路上で、男に背後から抱きつかれ押し倒される被害に遭っていたことが29日までに分かった。警視庁渋谷署が暴行容疑で、40代とみられる男を現行犯逮捕した。複数の関係者によると男は台湾出身のファンで、小嶋にけがはないという。
事件が起きたのは28日午後9時ごろ。小嶋の事務所関係者から「(小嶋が)いきなり後ろから抱きつかれて倒れた」と110番通報があった。現場は渋谷区の路上で、近くで開かれた写真集「かもしれない」(宝島社)のイベント出演後だった。事務所関係者が男を取り押さえ、駆け付けた署員に引き渡した。男は容疑を認めている。
所属事務所は29日に公式サイトでコメントを発表。「小嶋陽菜に怪我はありませんでした」とした上で、同日に同じ場所で開催する予定だった写真集イベントの中止を発表した。
さらに「弊社といたしましてはプライバシー権侵害、侮辱、ストーカー行為等の観点から警察その他の関係機関及び顧問弁護士と協議のうえ、法的措置を含む対抗策を実行いたします」と厳しい対応を検討しているとした。「今後このようなことが起こらぬようタレントの安全確保に努めてまいります」と再発防止を宣言した。
小嶋は同日夜に自身のXで、事件とイベント中止を伝える写真集の公式Xの投稿を引用。「ご心配をおかけして申し訳ございません」とファンに謝罪した。「今日のイベントに参加予定だった皆さん、中止になってしまい私もとても残念です。改めて、また皆さんと会える日を楽しみにしてます!」と気丈につづった。28日夜の投稿では事件について触れていなかったが、ようやくコメントした形となった。