Snow Man渡辺翔太&SixTONES森本慎太郎 現帝劇ラスト「DREAM BOYS」万感大千秋楽

 人気グループ・Snow Manの渡辺翔太(31)が主演し、SixTONES・森本慎太郎(27)と共演する舞台「DREAM BOYS」が29日、東京・帝国劇場で大千秋楽を迎えた。2004年に初演され、ボクシングを題材に少年たちの友情を描いた伝統作。建て替えのため、一時閉館する現帝国劇場での最終上演となった。特別カーテンコールには過去に主演を務めたKAT-TUN・亀梨和也(38)がサプライズゲストとして登場し、2人をねぎらった。

 若者たちの熱き友情物語が一つの区切りを迎えた。2004年1月8日の初演から通算768回目にして、現帝劇ラストの大千秋楽。終盤2人の歌唱の声は震え、目には涙が浮かんだ。「(客席が)みんな華やかな笑顔で、エンターテインメントの素晴らしさを感じた」と森本がいうラストシーン。渡辺のフライングが終わると、2人は静かに拳でハイタッチした。

 「ドリボ」の愛称でファンに親しまれてきた。滝沢秀明主演で幕を開けて以降、期待の新星たちが舞台を彩った。19年からはKinKi Kids・堂本光一が演出に入り、進化を続けてきた。連綿と続く現帝劇でのドリボを、最終走者として完走した渡辺は「達成感と寂しい思いが交錯しています。この千秋楽はタレント人生でも忘れられない思い出になる」とスタンディングオベーションに包まれた劇場の様子を目に焼き付けた。

 終幕後の特別カーテンコールには、04~12年にわたり、主演として歴代最多回数を記録した亀梨が、過去劇中で使用したソロ曲を歌いながらサプライズ登場。「ウソだ!これは聞いていない」と驚く2人を「楽しみに見させてもらいました。お疲れさまでした」とねぎらい、それぞれの名前と「Final Winner」と刻まれた記念のトロフィーを手渡した。

 「ジュニア時代に亀梨くんが座長のドリボに出ていたんです」と渡辺が振り返るように、かつて亀梨主演のドリボに出演して背中を追ってきた2人。森本も「亀梨くんと一緒に帝劇の舞台に立っているの、めちゃうれしい」と破顔した。

 現帝劇での公演は幕が下りたが「リニューアルされたら、後輩たちが新たなDREAM BOYSを受け継いでくれればと僕ら2人は思って居ます」と渡辺。つながれてきたバトンは、いつかまた次の世代の夢となる。

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