「おむすび」避難所にかけつけた祖父・マツケンの姿にネット泣く 壮絶親子げんかも息子は息子【ネタバレ】

 30日に放送されたNHK連続テレビ小説「おむすび」では、95年の阪神淡路大震災で被災した米田家が、糸島にやってくることになった経緯が描かれた。

 この日は糸島フェスティバルの打ち上げが米田家で行われる。食事の準備をする愛子(麻生久美子)は、明るい永吉(松平健)を見ながら、神戸の震災の時のことを思い起こした。

 震災から5日目。親友を失った歩は食事もせず、しゃべりもしない。そんなとき糸島から永吉がかけつける。避難所で聖人(北村有起哉)を見つけた永吉は「お前、生きとったか!」とホッとした顔。聖人は「どうやって…」と驚くも、永吉は「そんなことより子どもたちは?愛子さんは?」と心配する。

 愛子と孫に会った永吉は、ふさぎこんでいる歩を見て、聖人へ「糸島に来い」と言う。聖人は神戸が大変な時にいけるわけがないなどと言うも、神戸の仲間から、仮設住宅の建設も始まるため、帰る場所がある人はそっちに行って欲しいという本音もぶつけられ、一足さきに愛子と子どもたちだけが糸島に向かう…。

 聖人は、永吉となかばけんか別れのような形で、神戸にやってきた経緯がある。避難所で祖父に会った結は、祖父のことを覚えていないと言っていたことから、おそらく神戸に行った後も、必要最小限の付き合いしかしてこなかったものと思われる。

 それでも自称トラック野郎の永吉はすぐさま神戸にやってきた。ネットでは「昔、親子関係が壊れる程の大喧嘩をした永吉さんと聖人さん。永吉さん、避難所をいくつも回って聖人さん一家を探していたのか」「おじいちゃん糸島から避難所まで探しに来てくれたんか…」「おじいちゃん、避難所に来るまでに何度も通れない道に遭遇したり何ヶ所も避難所も訪ねてたどり着いたんやろな 親の愛よな…」など感激の声が上がっていた。

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