「民王R」今度は「地面師たち」彷彿させる演出も ライフ愛用の老人・佐々木、今度はガスト通い詰め
29日に放送されたテレビ朝日系ドラマ「民王R」では、Netflixで配信され大ヒットした「地面師たち」を思わせるシーンがあり、ネットを沸かせた。
今回の「民王R」では、総理の武藤泰山(遠藤憲一)が今度は闇バイトに手を染めた若者・木下(曽田陵介)と入れ替わってしまう。木下は中小企業で営業の正社員だが、手取りは15万円。生活は苦しく、つい高額報酬のバイトに手を出したところ、強盗しケガをした人間を山中に埋めるというまさかの闇バイト。寸でのところで泰山と入れ替わったことから、バイトを放り出して首相官邸に向かう。
木下(中身は泰山)は、勤務している会社に行くも、得意先の大企業が思ったような支払いをしてくれないことからボーナスが出ないと聞き激怒。得意先に乗り込み泰山の口調で訴えるも、もちろんその訴えが通るわけもなく、木下はしばらくの間出勤停止となってしまう。
暇になった木下は、朝は新聞配達、昼はデリバリースタッフ、夜はファミレスとバイトに明け暮れる。誰とも会話せずに1日が終わることもあり、猛烈な孤独に襲われる木下。そんな中、ファミレスに毎日来ている老人とひょんなことから話をすることに。
この老人を演じたのが五頭岳夫。「地面師たち」では、地面師グループとして地主のなりすましの老人を演じ話題に。「地面師たち」では、愛用しているスーパーは「ライフ」だと言っていたが、今回通い詰めたファミレスはガスト。ネットでは五頭に気づいた人も多く「地面師のライフのおじいさんや!!!」「あ!!地面師たちに出てたおじいちゃんだ!!」「地面師の『ライフの方が安いので』おじいちゃんだ」「このおじいさん、ファミレスはガスト派なんだ!!!家から近いからかな笑」など沸騰。
また、永田町のプリンス・白鳥(溝端淳平)が政府与党連絡会議で自身が企画した国会議事堂プロジェクションマッピングを泰山(中身は木下)に反対されたことから「これは最高にエキゾチックな事業ですよ」などという場面も。「地面師たち」では、主犯のハリソン山中が、仲間の図面師・竹下を“処刑”する際に「最高にプリミティブで…」などと言うシーンを彷彿とさせていた。