山田孝之 過酷ロケは「バカ話」で乗り切った 仲野大賀とのW主演映画 極限の心理状態だった撮影時の思い出語る
3枚
俳優の山田孝之(41)と仲野太賀(31)が1日、都内で行われたW主演映画「十一人の賊軍」の初日舞台あいさつに登壇し、撮影時の過酷エピソードを明かした。
「仁義なき戦い」シリーズなどを手がけた脚本家の故笠原和夫さんが1964年に執筆し、制作過程で脚本が破り捨てられた幻の物語を映画化。11人の罪人たちが砦を守る決死戦が描かれる。
砦戦の撮影は2カ月に及び、仲野は「雨にも風にも眠気にも負けず、体力勝負で一生懸命、作った作品なので感無量です」と公開を迎え、感慨もひとしお。千葉・鋸南でのロケでは、みんなのため近くに宿を借りたという山田も「苦しさを紛らわせるためにバカ話ばかりしていた」と極限の心理状態だったことを明かした。
賊軍の1人を演じた千原せいじは「鋸南のご飯はびちょびちょのハンバーガーですよ。記録的な豪雨で撮れるわけないのに監督がGOって言ったんです」と暴露。会場に驚きの声が上がったが、白石和彌監督は「覚えてない」ととぼけていた。