「国民民主は裏自民党に」首班指名決選投票の選択による可能性 選挙コンサルが指摘「2回目が無効票になれば」
読売テレビ「あさパラS」が2日、放送され、衆院選で躍進した国民民主党について特集された。
選挙コンサルタントの鈴鹿久美子氏は、首班指名選挙での決選投票に注目。国民民主が「裏自民党」になる可能性を話した。
11日に開催予定の特別国会では次の首相を決める首班指名選挙が行われる。第1回では、基本的に各党の党首の名前を書き、誰も過半数に達しないのは確実で、第2回では、1回目の上位2人の、自民党・石破茂総裁と立憲民主党・野田佳彦代表による決選投票になる流れだ。
ここで、国民民主の玉木雄一郎代表は、すでに「2回目も玉木雄一郎と書く」と宣言している。鈴鹿氏は「玉木雄一郎と書いたら、無効票になるので、ということは、裏自民党、裏で自民党を応援している。そう言われていいのかということで、言い方をすごく考えてらっしゃるところ」とコメント。無効票を投じることが大敗した自民党をバックアップする意味となることを指摘した。