山口祥行 映画「ぴっぱらん!!」激しい格闘シーン演じるも「まだまだ殴り足りない」
俳優の山口祥行(53)、崔哲浩(45)、福士誠治(41)がトリプル主演する映画「ぴっぱらん!!」の公開記念舞台あいさつが2日、都内で行われ、西原亜希(37)、金守珍(69)らと登壇した。
物語は25年前の父の暗殺事件以来離れ離れになっても固い絆で繋がっている3兄弟の生き様を描く。山口の激しい格闘シーンが見どころのヒューマンバイオレンス作品で、ヤクザと殴り合う三男・百鬼湊役の福士は湊と性格で似ているところを問われると「私はあんなに人を殴らない。私はフーッとか言って人を殴らないですよ」と本当は優しい素性を明かし、会場は笑いに包まれた。
その一方で福士は横にいる長男役の山口を指さし「(この人)殴りますよ。気をつけてください」と会場に訴えると、山口はこれに反発するどころか「この作品では殴り足りないですね」と、ヤクザをなぎ倒す激しい殴り合いを演じたが、まだまだ物足りないとばかりに言い切った。
作品は3兄弟の深い絆が見どころとなっているが、山口は弟の崔と福士への接し方について「僕は犬好きなので、愛犬として見ていましたね。そんな感じて見てました。愛犬家ですから僕は」と言い、崔は「そう言われたら頭をなでてくれとしか言いようがないですよね」と頭を差し出した。