自民惨敗「高市の乱」 推薦人が多く落選→自民重鎮と面会約束の情報も 岩田明子氏が解説 7日自民総会のVS石破発言が注目
元NHK記者の岩田明子氏が2日、カンテレ「ドっとコネクト」に出演。番組では衆院選で自公が惨敗したことを受けての政局を特集した。
「永田町のウワサ、高市新党ってどうなの?」のテーマでは、岩田氏は高市早苗氏の動向について「まず、(総裁選で)高市さんの推薦人になった人たちが今回多く落選したので、その他の人たちと行動しなければならない」と指摘。
また「もう1つのポイントは麻生さんや茂木さんたちと、どういう話し合いをするのかも注目」と指摘し、「選挙期間中に麻生さんと高市さんは選挙終わったら会おうという約束だけはしていたそうなんですけど、それが実現するのか、実現したらどんな話をするのか注目点です」と語った。
「新党」については「我こそは自民党の保守本流」の考えから、「新党は考えにくいのかなと今は思ってます。あまりにも納得できない状況に置かれれば、他党と模索するかもしれませんけど、可能性は低いのでは」と語った。
過去も、自民党から出て大勢力になったケースはなく「やがて消えていく。ご本人もよく分かっているのでは」とも。
「高市の乱」とのテロップが入る中、7日に衆院選を総括する自民両院議員懇談会が設定されたことを挙げ、「高市さんが何を発言するのか、しないのか。発言がなかった場合は、とりあえずは様子見かな。退陣しろと言ったらバチバチ、国民のために法案通してくださいねみたいなことを言えばとりあえず協力姿勢」と目安を語った。
ただ今後も自民政権が非常に厳しい状況に置かれるため「急いで今(首相交代を)やる必要もないという空気も党内にはあります」と語った。