小田和正 いきものがかり結成25周年記念ライブに登場
音楽デュオ・いきものがかりが2日、東京・日本武道館で、一夜限りの結成25周年記念ライブを開催した。1999年11月3日のグループ結成から四半世紀を迎える前夜に、音楽の聖地へ降臨。デビュー当時から親交がある歌手の小田和正(77)がアンコールでサプライズ登場し、観客1万2000人が“スペシャルコラボ”に酔いしれた。
マイクを握ったギター・ピアノの水野良樹(41)が「今めっちゃ緊張しているんだぜ。一人尊敬する方が特別に駆けつけてくれました。ご紹介します。小田和正さんです」と切り出すと、観客もまさかの“ビッグネーム”に「えっ~!」と驚きを隠せず。小田から花束で祝福され、ボーカルの吉岡聖恵(40)は「リハーサルで『ちっちゃい花束を持って行くか』って言っていたけど、大きい」とクスッと笑った。
水野が「小田さん、一緒に曲をやってもらっていいですか?」とお願いし、いきものがかりのデビュー曲「SAKURA」やオフコースの楽曲「君住む街へ」でコラボ。吉岡と小田の美声、水野のピアノによる繊細なハーモニーが会場を温かく包み、観客はうっとり。小田も「いい歌ですね」と身を震わせた。
水野は「小田さんのそばで見させて頂いた景色で進められたことばかりで、ご一緒できてうれしいです」と感謝を伝えると、小田は「良い歌を書き続けて、聞かせてください」とさらなる活躍を願っていた。