テレビ朝日が特番「タモリステーション」（８日、後８・００）で米大リーグのワールドシリーズを制覇したドジャース・大谷翔平選手（３０）の特集を緊急放送し、松井稼頭央氏（４９）、松坂大輔氏（４４）、青木宣親氏（４２）が独占解説をすることが２日、分かった。歴史的快挙の真実に迫るべく、独自＆全力取材を敢行した。

　２４年の大谷選手は、ドジャース移籍にはじまり、電撃結婚、韓国での開幕戦、オールスター戦でのホームランなど話題が尽きることはなかった。「大谷翔平“記録と記憶”に残る２０２４　歴史的快挙の真実」と題して緊急放送される特番をスタジオではワールドシリーズ経験者の３人が徹底解説する。

　「もっと楽しい、ヒリヒリするような９月を過ごしたい」とエンゼルス時代から繰り返し、勝利への思いを口にしてきた大谷選手が移籍１年目にして念願のワールドチャンピオンに輝いた。１２年前の高校時代に宣言した「メジャー挑戦」をはじめ、今回の「ワールドチャンピオン」まで、自らが口にした大きな目標を必ず達成してきた。番組では高校時代からワールドシリーズ制覇までの道のりを徹底総括。さらに、松坂氏がポストシーズンを現地取材した。

　今年の大谷を語る上で外せないのが、ＭＬＢ１２０年の歴史で初となる偉業「５０－５０」（５０本塁打、５０盗塁）。今回は「２４年の全５４本のホームラン映像、５９回の盗塁シーンも全部見せます！」と予告。今季の大谷選手の盗塁成功率はメジャー史上最高９３・７％をマークしており、極意などをチームメートやドジャース首脳陣から対戦相手まで総力取材し、驚異的な成功率に隠された走塁力の進化を明らかにする。