中村鷹之資ドキドキ 歌舞伎以外で舞台初挑戦「何が不安なのか分からないくらい」

 歌舞伎俳優の中村鷹之資(25)が2日、東京・新橋演舞場で濱田龍臣(24)とW主演する舞台「有頂天家族」(3~11日、新橋演舞場ほか)の公開通し稽古を行い、出演する若月佑美(30)らと取材に応じた。

 シリーズ累計55万部を誇る森見登美彦氏の人気小説「有頂天家族」を成長著しい歌舞伎界の次代を担うホープの鷹之資と、マルチに活躍する濱田がWキャストで主人公の下鴨矢三郎を務める。鷹之資にとっては歌舞伎以外では初舞台で「本当にドキドキしている。何が不安なのか分からないくらい。読み合わせでも台本を握る手がぷるぷる震えていた」と笑いながら明かした。

 濱田とも打ち解け、互いにアドバイスし合うほどにもなった。鷹之資は「個性豊かなキャラクターばかり。初めての挑戦ですが、おもしろい作品です」とアピールした。

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