INI 涙のツアーファイナル 木村柾哉「居場所はここしかない」 初単独野外ライブ2日間で3万人動員
11人組のグローバルボーイズグループ・INIが4日、大阪・万博記念公園で11都市を巡る「2024 INI FAN-CON TOUR [FRIP THE CIRCLE]」のツアーファイナルを迎えた。
グループ初の単独野外コンサートとなった大阪公演は、2日間で3万人を動員。この日は最新シングル「THE VIEW」のタイトル曲「WMDA(Where My Drums At)」など25曲を披露。パワフルなパフォーマンスで約1万5000人のMINI(ファンの愛称)を熱狂させた。
太陽の塔を望むステージで、西洸人が「お前ら、きょうは一つになるから!最後だから全部出し切れよ!」と、煽って盛り上げれば、許豊凡は「きょうは最後だから、(会場の)芝生も全部ひっくり返すから!」と、叫んで笑いを誘った。
3日にデビュー3周年を迎えたばかりの同グループ。大阪出身の後藤威尊(25)が「これまでの道のりには全部にMINIがいてくれた。何が言いたいかって、MINIのこと愛してるでってことやで」と、感謝をのべると、会場は黄色い歓声に包まれた。公演終盤、リーダーの木村柾哉が「嬉しいも楽しいも、全部の感情がここにあって…」と、言葉に詰まる場面も。メンバーやファンに応援されながら「(自分たちの)居場所はここしかない。こんなにたくさんの人に支えてもらって、本当にありがとう」と、涙声で語った。
Wアンコールでは木村が主演する映画「あたしの!」(8日公開)の主題歌「Break of Dawn」を初披露。18日には鹿児島、21、22日には沖縄で今ツアーのアフターパーティー公演が開催される。